BigQueryのクエリを定期的なスケジュールで実行するようにする──スケジュールを設定する方法
BigQueryのクエリを定期的なスケジュールで実行するように設定すると、データの抽出・集計やレポート作成の作業が軽減されます。
クエリの処理量に気をつけながら上手に活用しましょう!
スケジュール設定の前に
BigQueryでスケジュールを設定する前に下のBigQuery Data Transfer APIが有効になっているか確認してください(有効になっていなければ有効にします)。
BigQuery Data Transfer API
https://console.cloud.google.com/apis/library/bigquerydatatransfer.googleapis.com
スケジュールの設定方法
定期的にクエリを実行するにはBigQueryの「スケジュール」を利用します。
まずスケジュールを設定したクエリをエディタに入力します(すでに保存してあるクエリでもスケジュールの設定は可能です)。
エディタ画面の上部メニューの「スケジュール」をクリックします。
画面右側からスケジュールの設定項目一覧が表示されますので、ここにスケジュールの内容を設定していきます。
設定項目はBigQueryでデータセットを作成したことがあれば想像がつく内容だと思います。
スケジュールされたクエリが実行する時刻はUTCから変更できないので注意です。
- 詳細とスケジュール
- スケジュールされたクエリの名前
- スケジュール オプション
- 繰り返しの頻度
- 時刻
- 開始タイミング
- 終了日
- クエリ結果の書き込み先
- データセット
- Table id
- 書き込み設定(追加/上書き)
- ローケーション
- サービスアカウント
- 詳細オプション
- 暗号化
- 通知オプション
設定できたら「保存」します。
これでクエリのスケジュールが設定できました。
設定したスケジュールを確認・変更する
設定したスケジュールは画面左側の「スケジュールされたクエリ」から確認できます。
この画面でスケジュールの実行日次の確認やスケジュールの削除が可能です。また、クエリそのものの編集もできます。
以上、BigQueryのクエリを定期的なスケジュールで実行するようにする方法の解説でした。