「日別のページタイトルごとの表示回数」を集計するSQLを書いてLooker Studioでグラフにする──GA4×BigQuery
BigQueryに連携したGA4のデータから「日別のページタイトルごとの表示回数」を集計して、Looker Studioでグラフにしてみましょう。
今回も「Googleが公開しているBigQuery連携したGA4デモデータに接続する|GA4×BigQuery」で紹介したデモデータに接続します。
BigQueryのコンソールで新しいエディタを開いたら、まずは下のクエリをコピペして「実行」してみてください。
SELECT
event_date,
(
SELECT
value.string_value
FROM UNNEST(event_params)
WHERE
KEY = 'page_title') AS page_title,
COUNT(event_name) AS pageviews
FROM
`bigquery-public-data.ga4_obfuscated_sample_ecommerce.events_*`
WHERE
event_name = 'page_view'
GROUP BY
event_date,
page_title
こんな感じにevent_dateごとのpage_titleとpageviewsが集計できました。
※できるだけシンプルに解説するために「日付を日本時間に変更する」といったことは今回はやりません。
このデータをLooker Studioに接続してシンプルな「ページタイトルごとの表示回数の表」にするとこんな感じになります。
表示回数が視覚的にわかりやすくなるように、バーを表示してみました。
日別とページタイトルのデータがあるので、積み上げ棒グラフにして内訳ディメンションにpage_titleを設定すると、ページタイトルごとの推移が見られます。
この積み上げ棒グラフでは系列数を7に設定しているので、上位の7ページのみの表示回数が積み上げられています。
Homeページが多いは当然として、あとはGoogle Online StoreとApparelは常に表示回数が多いことがわかります。
同じ積み上げ棒グラフの期間を全期間(92日間)にしてみました。
これが見やすいかどうかは置いておいて、ある程度、長期間に渡ってのページタイトルごとの推移を見てもなにか発見があるかもしれません。
以上、BigQuery連携したGA4の日別のページタイトルごとの表示回数を集計するSQLクエリを書いて、Looker Studioで表や積み上げ棒グラフにするサンプルでした。
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