GA4の「パラメータ」とは、イベントに付け加える詳細情報です。イベントが「何が起きたか」を表すのに対し、パラメータは「どこで、何を、いくらで」といった詳細な項目を表します。
たとえば、purchaseイベントだけでは購入が発生したことしか分かりません。金額を表すvalue、通貨を表すcurrency、商品情報を表すitemsなどを一緒に送ることで、購入内容まで分析できるようになります。

GA4の「パラメータ」とは
パラメータは、イベントに関連する情報を「パラメータ名」と「値」の組で送る仕組みです。
たとえば、問い合わせボタンのクリックをbutton_clickというイベントで計測する場合、次のような情報を付けられます。
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page_location:クリックが発生したページのURL -
page_title:クリックが発生したページのタイトル -
button_name:クリックされたボタンの名前

同じbutton_clickイベントでも、パラメータを見ることで、どのページでどのボタンがクリックされたかを区別できます。
自動的に収集されるパラメータ
GA4ではGoogleタグなどを設定すると、イベントとともに一部の情報が自動的に収集されます。Webサイトでは、ページURLを表すpage_location、ページタイトルを表すpage_title、直前のページを表すpage_referrerなどが代表例です。
また、自動収集イベントや拡張計測機能イベントには、イベントごとに既定のパラメータがあります。推奨イベントにも、Googleが定めた必須または任意のパラメータがあります。
たとえば、searchイベントでは検索語句を表すsearch_term、loginイベントではログイン方法を表すmethodが用意されています。推奨イベントを実装するときは、イベント名だけでなく公式ドキュメントに記載されたパラメータも確認しましょう。
独自に追加するカスタムパラメータ
既定のパラメータだけでは足りない場合は、目的に合わせたカスタムパラメータを追加できます。先ほどのbutton_nameやpage_categoryは、そのサイト独自の情報として設定する例です。
カスタムパラメータは、Googleタグ、Googleタグマネージャー、アプリのSDKなどを使ってイベントと一緒に送信します。ただし、送信しただけでは通常のレポートやデータ探索で自由に分析できません。
文字列や分類を分析する場合は「カスタムディメンション」、数量などの数値を分析する場合は「カスタム指標」としてGA4の管理画面に登録します。登録後、レポートで利用できるようになるまで24〜48時間かかる場合があります(経験上、翌日には反映される、という感じです)。
これだけは覚えよう
イベントは「何が起きたか」、パラメータは「そのイベントの詳しい内容」を表します。
カスタムパラメータを使うときは、次の3段階で考えると分かりやすくなります。
- イベントと一緒にパラメータを送信する
- DebugViewなどで値が届いているか確認する
- 分析に使う場合はカスタムディメンションまたはカスタム指標へ登録する
まずは既定のパラメータで目的を満たせるか確認し、不足する情報だけをカスタムパラメータとして追加しましょう。
詳しい設定方法は、Google公式のイベントパラメータ設定ガイドとカスタムディメンションとカスタム指標の解説も参照してください。
レポサブでは、GA4のイベント・パラメータ設計やGoogleタグマネージャーを使った計測実装も承っています。必要なデータをGA4で取得できない場合は、お気軽にお問い合わせください。