Looker Studioのマップグラフの「複合地図」の使いかた
Looker Studioのグラフの種類で地図上に要素を配置する「マップ」に新しく「複合地図」が追加されました。
この複合地図を使うと2つの指標を表示することができます。
複合地図の設定方法
セッション数とアクティブユーザーを地図上にプロットする複合地図を作ってみましょう。
グラフを追加から「複合地図」を選択します。ディメンション、指標の設定はこのようにします。
- 「フィールド」に「地域」
- 「色の指標」に「セッション」
- 「追加レイヤの指標」に「アクティブユーザー数」
なお、現時点(2023年11月)では地図の細かさは「地域」までしか対応してしていないようです(「市区町村」にすると表示されません)。
このように地図の塗りつぶしエリアレイヤに「セッション」、追加レイヤ(バブル)に「アクティブユーザー数」が表示されました。
「塗りつぶしエリアレイア」と「追加レイア」は別々に色やサイズ、透過率が設定できます。
ひとつの地図上に2つの指標が表示できるのは、アイディア次第でかなり使えると思います。
追加レイヤは3D表示にも対応
また、追加レイヤ(バブル)は3D表示も可能です。
(現状はあまり見栄えはよくありませんが)エリアの面と3Dの棒で2つの指標を表示できるので、より視覚的に、直感的に情報を読み取ることが可能かと思います。
以上、Looker Studioに新しく追加された「複合地図」についての解説でした。