コピペOK! Looker StudioのGA4の曜日を正しくするCASE関数
Looker StudioでGA4のデータを扱う際に「曜日」ごとの数値を見ることがあるかと思います。
当然、ディメンションに「曜日」を設定すると思いますが注意が必要です。
「曜日」をそのまま使ってはダメ
まずLooker Studioに読み込んだGA4の「曜日」ディメンションは間違っているので、そのまま使用してはいけません。
2024年3月27日は水曜日ですが、下のように「曜日」のディメンションを設定すると「2024/3/27 木曜日」となります。
「曜日の名前」のほうはWednesdayで、こちらは正しいです。
このレベルのバグがいつまでも放置されているのは困りますね。
「曜日」を正しくするCASE関数
「曜日」のディメンションを正しくするには下のCASE関数を使用します。
CASE
WHEN WEEKDAY(日付,'DEFAULT_DECIMAL') = 0 THEN '日曜日'
WHEN WEEKDAY(日付,'DEFAULT_DECIMAL') = 1 THEN '月曜日'
WHEN WEEKDAY(日付,'DEFAULT_DECIMAL') = 2 THEN '火曜日'
WHEN WEEKDAY(日付,'DEFAULT_DECIMAL') = 3 THEN '水曜日'
WHEN WEEKDAY(日付,'DEFAULT_DECIMAL') = 4 THEN '木曜日'
WHEN WEEKDAY(日付,'DEFAULT_DECIMAL') = 5 THEN '金曜日'
WHEN WEEKDAY(日付,'DEFAULT_DECIMAL') = 6 THEN '土曜日'
ELSE 'other'
END
わかりやすように「曜日」「曜日の名前」を設定した表で説明します。
まずディメンションで「曜日」をクリックして「フィールドを追加」します。
上記のCASE関数を計算フィールドにコピー&ペーストして「適用」をクリックします。
変化がわかりやすいようにディメンションの名前は「正しい曜日」にしています。
すると下のように「正しい曜日」の項目が追加されて、曜日が正しく表示されるようになりました。
以上、Looker StudioのGA4の曜日を正しくするCASE関数の解説でした。