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Looker Studio Proの「会話分析」を使ってみよう

※この内容は2024年11月4日時点での「会話分析」の性能・機能になります。随時アップデートされるのでこのページの閲覧時には古い情報になっている可能性があります。

Looker Studio Proに「会話分析」が追加されました。

相変わらず何を言っているのかわからない説明ですが、とりあえず試してみましょう!

会話分析では、データと会話して回答を探したり、インサイトを発見したりできます。 最適なエクスペリエンスを実現するには、セットアップに関するベスト プラクティスに沿ったデータソースを使用してください。

まず接続するデータを選択します。

現時点(2024年11月)の時点で接続できるデータソースは以下になります。

GA4やGoogle広告などLooker Studioでよく使用するデータソースには接続できないようです。

ただし、BigQueryには接続できるのでBigQuery連携しているGA4のデータにはアクセスできそうですね。

BigQuery内のGA4のイベントデータに接続してみます。

データソースに接続され、会話ができるようになりました。

会話してみよう

※前提としてLooker StudioからBigQuery内のGA4のデータに接続した際に抽出できるデータ(ディメンション/指標)は、BigQueryに格納されているデータのごく一部だけになります

まずはあらかじめ用意されている質問を聞いてみましょう。

What is the most frequent acquired source?
もっとも多い参照元は?

もっとも多い参照元を聞いているにも関わらず集計が「0」の参照元を提示してきました。

うーん、ぜんぜん違いますね。

この「会話分析」での分析結果は、どのようにしてこの結果を得たかの「算出方法」が確認できます。

下のような処理をしたようです。

  • Selected columns Acquired Source and User ID .
  • Grouped data by Acquired Source .
  • Calculated the count of User ID for each unique Acquired Source .
  • Sorted the results by count_user_id in descending order.
  • Limited the result to the top 1 row.

これを読み解くと「参照元ごとのUser IDを集計して参照元でグルーピングして降順に並べて1行めを抽出」したようですね。

ディメンションの名称から想像されるデータを抽出しようとしている点は合っています。しかし、Looker StudioからBigQuery内のGA4のデータに接続したデータソースには、期待したデータは含まれてないんだなぁ。

残念ながらうまく集計できませんでした。

違う質問をしてみましょう。

ディメンションのEvent Dateと指標のUnique usersはあるはずなので「直近28日間の日ごとのユニークユーザー数」を聞いてみます。

集計と同時に折れ線グラフが生成されました。

手動で作成した折れ線グラフと比べてみます。

正しいようです!

分析結果の下の「分析情報」をクリックするとインサイトが表示されます。

ユニークユーザーの増減についてのコメントがもらえているようですね。

この画面でグラフの種類も変更できるようです。

縦棒グラフに変更してみましょう。

グラフの種類を変更した際の切り替わりは、すぐに反映されます。

そのまま「レポートで開く」をクリックしてみましょう。

「会話分析」で生成したグラフが新規レポートとして開きました。

このままでは追加の編集ができないので、右上の「保存して共有」をクリックします。

通常のLooker Studioでは表示されないようなデータソースへの接続確認画面が表示されました。

このまま「同意して保存」するとレポートが編集できるようになります。

この「会話分析」はまだプレビュー版ですので、今後のアップデートなども継続的に試用していきたいと思います。

以上、Looker Studio Proの「会話分析」の初歩的な使いかたの解説でした。

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