コンテンツに進む

Looker Studio Proの「個人レポート」とは? 使うシチュエーションを解説

Looker Studio Proに「個人レポート」という機能が追加されました。

レポートの「共有」をクリックするとこのように「個人レポートへのリンクを取得」という選択肢が現れます。

この個人レポートの機能と利用するシチュエーションについて解説します。

Looker Studio Proの「個人レポート」とは? 使うシチュエーションを解説

個人レポートの機能と使いかた

既存のレポートを「個人レポート」として共有すると、オリジナルのレポートと同じものが「共有された側」をオーナーとして「共有された側」の手元にコピーされます。

オリジナルのレポート、新しく共有された個人レポートは完全に別のものとして扱われるので、どちらに変更を加えてももう一方には影響を与えません。

「個人レポートのリンクを取得」をクリックするとこのように専用のリンクが発行されます。

Looker Studio Proの「個人レポート」とは? 使うシチュエーションを解説

リンクを受け取った側が開くと下のように「共有して編集」オプションが表示されるので、クリックします。

Looker Studio Proの「個人レポート」とは? 使うシチュエーションを解説

このようにオリジナルのレポートが接続していたデータソースについての確認画面が表示するので「同意して保存する」をクリックすると「共有された側」がオーナー権限を持ったレポートがコピーされます。

Looker Studio Proの「個人レポート」とは? 使うシチュエーションを解説

個人レポートを利用するシチュエーション

「オリジナルのレポートには変更を加えて欲しくないけど、オリジナルを元に編集してもらいたい」ようなシチュエーションでこの個人レポートの機能を利用すると便利そうです。

オリジナルのGA4のレポートを元に、社内の特定の部署に関わるディレクトリやコンバージョンだけのレポートを簡単に作成する、ということができそうですね。

「コピーしたレポートの編集権限を共有する」よりも、一発でオーナー権限ごと渡せるので管理する手間が省けます。

権限の注意点

「共有される側」はオリジナルのレポートの「閲覧権限」以上の権限を持っている必要があるため、あらかじめ通常の共有設定で権限を付与しておく必要があります。

詳しくはこちらの公式のヘルプも参照してください。

https://support.google.com/looker-studio/answer/13627406

以上、Looker Studio Proの「個人レポート」の解説でした。

記事に戻る