『Pokémon Sleep(ポケモンスリープ)』でポケモンが繰り出すメインスキルの発動状況を可視化してみましょう。
『Pokémon Sleep(ポケモンスリープ)』
https://www.pokemonsleep.net/
どのポケモンが頑張ってくれているのか?を長期間に渡って記憶しておくのは難しいので、ちゃんとデータを取得して調査できるようにしました。
下のようなグラフを作成する方法を解説します。
完成イメージ
こんな感じで、
- どのポケモンが
- いつメインスキルを発動したか
- 今日の発生状況
- 過去xx日間の発生状況
- 発動回数の比率
などがチェックできる状態を目指します。
使用するツール
今回はすべて無料で利用できるGoogleのツールを使用します。
Gmailのアカウントがあれば大丈夫です!
- Googleフォーム
- Googleスプレッドシート
- Looker Studio
それでは進めましょう。
手順
- データを記録する
- メインスキル発生を記録するGoogleフォームを用意する
- データを蓄積する
- データを蓄積するためのGoogleスプレッドシートを用意する
- データを可視化する
- Looker Studioでグラフ化する
ステップ1 データを記録する
まずGoogleフォームを使って「どのポケモンがメインスキルを発動したか」を記録できるようにします。
Googleフォーム
https://docs.google.com/forms/
Googleフォームにアクセスして「新しいフォームを作成」をクリックします。
新しいフォームが作成されるので、わかりやすいよう名称を付けておきます。左上がフォームのファイル名、中央がフォーム名です。
フォームの形式は「ラジオボタン」を選択します(初めからラジオボタンになっていると思います)。
自分が使うお手伝いポケモンの名前をラジオボタンに選択肢に追加していきます。
最後に「その他」を追加しておけば、このリストにないポケモンも自分で名前を入力できるようになるので、リストにすべてのポケモンを用意する必要はありません。
これでデータを記録する準備が整いました。
続いて記録したデータが蓄積されていく環境を用意します。
ステップ2 データを蓄積する
Googleフォームで記録したデータが蓄積されるGoogleスプレッドシートと連携するには、まず上のタブメニューの「回答」から「スプレッドシートにリンク」をクリックします。
「新しいスプレッドシートを作成」を選択して「作成」をクリックします。
Googleスプレッドシートの新しいファイルが作成されます。
今回の場合は下のように「〜(回答)」というファイルに「フォームの回答 1」というシートが作成されています。
まだデータは蓄積されていませんので、試しにGoogleフォームで記録してみましょう。
上のメニューから目のマーク(プレビュー)をクリックします。
どれかポケモンを選んで「送信」をクリックします。
データのテストのためなので、どれでも大丈夫です。あとで記録されたデータを消します。
「回答を記録しました」と表示されればOKです。
先ほど作成したGoogleスプレッドシートを確認すると、下のようにデータを送信した時間とポケモンが記録されていると思います。
Googleフォームのリンクを取得しておきましょう。
右上の「送信」をクリック。
「送信方法」のリンクマークを選択するとフォームのURLが表示されるのでコレをコピーしておきます。
URLは短縮することも可能ですので、お好みで。
このURLからフォーム画面にアクセスできるので、スマホからすぐにフォーム画面が開けるようにしておくと便利です。
これでメインスキルが発動したタイミングのデータが蓄積できるようになりました。
ステップ3 データを可視化する
最後にメインスキルの発動状況を可視化していきます。
先ほどのGoogleスプレッドシートにLooker Studioを接続します。
まず、Looker Studioにアクセスします。
Looker Studio
https://lookerstudio.google.com/
初めてLooker Studioを利用する場合は下のような画面が表示されるかもしれませんが、「USE IT FOR FREE」をクリックして先ほどのGoogleフォーム、Googleスプレッドシートと同じGoogleアカウント(Gmail)でログインすれば大丈夫です。
Looker Studioは無料です。
ログインを進めるとこの画面が表示されるので「空のレポート」をクリックします。
データソースの選択画面が表示されるので「Googleスプレッドシート」をクリックします。
先ほど作成したスプレッドシート、ワークシートを選択して右下の「追加」をクリックします。
先ほどテストで回答したデータが表で表示されました。
これでGoogleスプレッドシートとLooker Studioの接続は完了です。
あとはデータを見たい切り口で可視化していきます。
タイムスタンプとポケモン、この2つのデータしかないので表やグラフを作成するのは簡単だと思います。
このようなサンプルを作ってみました。
クリックするとLooker Studioが開きます
https://lookerstudio.google.com/s/gfWqmfa5Fw0
こうしてある程度の期間のメインスキルの発動状況を可視化してみると、ポケモンごとに差があるのがわかります。
このようにGoogleの無料ツールを組み合わせると簡単に稼働状況の把握ができます。
今回は『ポケモンスリープ』を題材にしましたが、営業の進捗やスタッフの稼働なども同じような手順で可視化が可能になるので、ぜひ試してみてください。
以上、『Pokémon Sleep(ポケモンスリープ)』のメインスキル発生のデータをグラフ化する方法の解説でした。