SnowflakeやRedshift、PostgresSQLと連携可能な表計算ソフト、Row Zeroを紹介します。
Row Zero社による簡単な紹介文には以下のようにあります。
Row Zero is a new spreadsheet that looks and feels like Excel but is 100x faster. You can easily import multi-GB CSV, JSONL, and Parquet files or connect directly to Snowflake, Redshift, Postgres, and S3.
Row Zeroは見ためも使い勝手もExcelに似ていますが、100倍高速な新しいスプレッドシートです。数GBのCSV、JSONL、Parquetファイルを簡単にインポートしたり、Snowflake、Redshift、Postgres、S3に直接接続することができます。
とりあえず試してみましょう!
利用開始方法
まずはRow Zeroのサイトから「Sign up」をクリック。
メールアドレスかGoogleのアカウントを使って登録できます。
今回はGoogleアカウントで進めます。
これで登録完了、のようです。
シンプル過ぎて若干不安になりますが、たぶん大丈夫です。たぶん。
早速なにかデータを表示させてみましょう。
試しに使ってみよう
今回はシンプルな売上データをCSV形式で用意しました(50万行/約10MB)。
「New workbook」をクリックして新しいワークブックを作成します。
シンプルなExcelのようなワークブック画面が開きました。
メニューからデータを読み込みます。
アップロードするファイルを選択します。
こんな感じにCSVファイルが読み込まれました。
見ためはExcelと同じですね。
試しに日ごとの売上の縦棒グラフを作成してみました。
挙動はサクサクとしています。
まだグラフの種類が少なかったりしますが、少し触った感触はExcelライクでシンプルな操作でビジュアライズができそうでいい感じです。
Row Zeroが謳っているスピードと外部データとの連携も試してみたいと思います(実は500MBのJsonファイルをアップロードしようとしたのですが、途中で止まってしいまい、今回は断念しました)。
有料プラン
Row Zeroは無料で利用できますが有料の「PRO」「BUSINESS」「ENTERPRISE」が用意されています。
- PRO:月額10USD(年払い8USD)
- BUSINESS:月額15USD(年払い20USD)
- ENTERPRISE:問い合わせ
以上、Row Zeroのファーストインプレッションでした。