Yahoo!広告スクリプトで「キャンペーン名」や「検索キーワード」ごとの結果を出力する──サンプルスクリプト付き

Yahoo!広告スクリプトを活用して検索広告の「キャンペー名」や「検索キーワード」ごとの「コスト」「インプレッション数」などひと通りのデータを出力してみましょう。

出力結果サンプル

スプレッドシートにこのようなかたちでデータが出力されます。

サンプルスクリプトを用意してありますので、出力先のスプレッドシートIDに差し替えればすぐに実行できます。

Yahoo!広告スクリプトの設定の方法についてはこちらの記事で解説しています。

Yahoo!広告のデータをGoogleスプレッドシートに出力する──Yahoo!広告スクリプト
https://reposub.jp/blogs/yahoo_ads/yahoo_ads_script_to_google_spreadsheets

スクリプトで出力されるデータ一覧

このスクリプトで出力されるディメンションと指標は以下になります（データの出力対象期間は昨日までの過去30日間）。

キャンペーン名
広告グループ名
キーワード
マッチタイプ
コスト
インプレッション数
クリック数
クリック率
平均CPC
コンバージョン数
コンバージョン率
コスト/コンバージョン数

サンプルスクリプト

function main(){
const accountId = AdsUtilities.getCurrentAccountId();
const spreadsheetId = 'ここにスプレッドシートIDを挿入';
const sheetName = 'シート1';
const ss = SpreadsheetApp.openById(spreadsheetId);
let sh = ss.getSheetByName(sheetName);
sh.clear();
sh.getRange('A1').setValues(getReportData(accountId));
}
function getReportData(accountId){
return AdsUtilities.getSearchReport({
accountId: accountId,
fields: [
'CAMPAIGN_NAME', 'ADGROUP_NAME', 'KEYWORD', 'KEYWORD_MATCH_TYPE', 'COST', 'IMPS', 'CLICKS', 'CLICK_RATE', 'AVG_CPC', 'CONVERSIONS', 'CONV_RATE', 'COST_PER_CONV'
],
reportDateRangeType: 'LAST_30_DAYS',
reportType: 'KEYWORDS',
reportSkipColumnHeader: "FALSE",
reportSkipReportSummary: "TRUE",
}).reports[0].rows;
}