GA4の管理画面で「ランディングページごとのコンバージョン数」を調べるには「データ探索」を利用します。
今回はその方法を画面キャプチャ入りでわかりやすく解説します。
下記のステップを順番に進めれば「ランディングページごとのコンバージョン数」のデータ探索ができあがります。
- 新しいデータ探索を作成する
- ディメンションをインポートする
- 指標をインポートする
- グラフにする
- フィルタで絞り込む
では進めましょう！
今回は「コンバージョンイベント」に設定してあるコンバージョン数を対象にします。
１．新しいデータ探索を作成する
左メニューから「探索」を選択します。
今回は「空白」を選択して作成していきます。
２．ディメンションをインポートする
まずは「ディメンション」の右の「＋」をクリックして「ディメンションの選択」画面を開きます。
「ディメンションの選択」画面が開いたら、検索窓で「ランディング」と検索しましょう。そのほうが早いです。
ちなみにGA4のランディングページは「ランディング」と「ページ」の間に半角スペースが入っているので「ランディングページ」と半角スペースなしで検索すると検索結果に出ません。
Googleならこの程度の表記揺れくらい補正できると思うのですが、GA4の管理画面では表記揺れは一切、受け付けません。厳しいです。
「ランディング ページ + クエリ文字列」を選択して、右上の「インポート」をクリックします。
続いて「イベント名」も同じように検索してインポートしてください。
今回は「コンベージョンイベント」に設定してあるイベント名をコンバージョンの対象とするためです。
これでディメンションがインポートできました。
３．指標をインポートする
続いて指標もインポートします。
同じように「指標」の右の「＋」をクリックして「指標の選択」画面を開きます。
指標には「コンバージョン」をインポートしたいので、「コンバージョン」で件s買うすると早いです。
「コンバージョン」を選択して右上の「インポート」をクリックします。
このようにディメンションと指標にそれぞれ「
ランディング ページ + クエリ文字列」「イベント名」と「コンバージョン」が設定できました。
４．グラフにする
これらをグラフにしていきます。
まず「ランディング ページ + クエリ文字列」と「イベント名」を「行」にドラッグ＆ドロップします。
同じように 「コンバージョン」を「値」 にドラッグ＆ドロップします。
「コンバージョン」を「値」にドラッグ＆ドロップした時点でこのように「ランディング ページ + クエリ文字列」「イベント名」ごとの「コンバージョン」のグラフが出現したと思います。
ただ、この段階ではすべてのイベント名が含まれているので、コンバージョン数として集計したいイベント名だけに絞り込みます。
５．フィルタで絞り込む
コンバージョン数として集計したいイベント名を「フィルタ」を使って絞り込みます。
「タブの設定」の一番下にある「フィルタ」をクリックして「イベント名」を選択します。
フィルタのマッチタイプと条件を設定して適用をクリックします。
今回は「purchase」を「含む」というフィルタ設定にしています。
この部分はご自身のGA4でコンバージョンとして計測したいイベントの条件を設定してください。
フィルタを設定するとこのように「ランディング ページ + クエリ文字列」ごとの「purchase」イベントの「コンバージョン数」のグラフが完成しました。
GA4ではコンバージョンをどう定義するかによって集計の方法が変わってくるのが少し難しく感じるところかと思います。
まず最初に「どんなイベントの発生をコンバージョンとして数えるか」を整理する必要があります。
その条件に基づいて「データ探索」でディメンションと指標、フィルタを組み合わせていくと目的のコンバージョン数が求められると思います。
以上、GA4で「ランディングページごとのコンバージョン数」をデータ探索で作成する方法の解説でした。