GA4のデータの保持期間を変更する─GA4で変更しておきたい最低限の設定
GA4のデータの保持期間には上限があり、この設定期間を超えたデータ(=設定期間よりも過去のデータ)は、GA4の管理画面からは見られなくなります。
このGA4のデータ保持期間は初期設定では「2か月」になっていますが、さすがに2か月前までのデータしか見られないようでは使いものにならないので、必ず変更しておきましょう。
データ保持期間の変更方法
GAの管理画面の左下「管理」をクリックします。
中央の「データ設定」をクリック。
メニューが展開するので「データ保持」をクリックします。
「イベントデータの保持」というプルダウンメニューから「14か月」を選択します。
最後に「保存」をクリックして設定完了です。
GA4のデータ(イベントデータ)は、ここで設定した保持期間を終了すると月単位で自動的に削除されていきます。
GA4の管理画面で設定できるデータ保持期間は「2か月」「14か月」しかなく、最長の「14か月」に設定したとしても、中長期的にサイトやアプリの状況を分析するには短いですよね。
特に季節的な要因でアクセスやECの売上などが増減するサイトの場合、2年前、3年前との比較ができないのはコンテンツ戦略・マーケティング戦略を立てる上で致命的です。
BigQueryと連携しておけば、連携済みのデータはGA4のデータ保持期間の設定の影響を受けずにずっと残り続けますので、早めにBigQueryに連携することを推奨します。
BigQueryに連携しても、BigQueryにGA4のデータが蓄積され始めるのは「連携の設定をしたあと」からのデータになりますので、ご注意ください。
以上、GA4のデータの保持期間を変更する解説でした。