GA4で特定のIPアドレスを除外する設定方法|GA4
GA4で計測を行なう際に、社内や関係者からのアクセスがほかユーザーのアクセスと同じように計測されてしまうと正確なデータ分析が行なえなくなってしまいます。
そんなときはアクセス元のIPアドレス単位で除外設定することで、純粋に一般ユーザーからのアクセス状況が分析しやすくなります。
特にサイトを閲覧する社員や関係者が多い場合は、この設定を済ませておきましょう。
特定のIPアドレスを除外する設定方法
GA4の管理画面の左下の「管理」をクリック。
中央の「データストリーム」をクリック。
すでにデータストリームが設定されている場合は、今回のIPアドレス除外設定を行ないたいデータストリームを選択してください。
下のほうにある「タグ設定を行う」をクリック。
すべてのメニューが表示されていないので「show more」をクリックします。
「内部トラフィックの定義」をクリック。
まだ内部トラフィックの定義の設定をしていない場合は「作成」をクリックします。
新規にルールを作成する場合はこの画面で
- ルール名
- IPアドレスのマッチタイプ
- 除外指定するIPアドレス
を設定して右上の「作成」をクリックします。
ルール名は例えば「社内」「東京オフィス」「制作会社」「代理店」など、わかりやすい名称を付けておけば、対象のIPアドレスの追加や削除が発生した際に管理がしやすいです。
マッチタイプは複数の指定方法がありますが、今回は「IPアドレスが次と等しい」として指定したIPアドレスを除外します。
すでにルールがある場合、除外するIPアドレスを追加したいルールを選択するとこのような設定画面が開きますので、ペンのマークをクリックします。
「条件を追加」をクリック。
IPアドレスのマッチタイプと除外したいIPアドレスを設定して、右上の「保存」をクリックします。
保存するとこの画面に戻ってくるので、「×」マークをクリックして、閉じていきます。
この画面まで戻ったら「データ設定」をクリックします。
「データフィルタ」をクリック。
するとこのようにデータフィルタの一覧が表示され、
- 名前 Internal Traffic
- フィルタの種類 内部トラフィック
- オペレーション 除外
というデータフィルタが見つかると思います。
ここで対象のデータフィルタの「現在の状態」が「テスト」または「無効」になっている場合、フィルタが動作していませんので画像のように「フィルタを有効にする」を選択してください。
確認画面が表示されるので「フィルタを有効にする」をクリックします。
これで特定のIPアドレスからのアクセスの計測を除外する設定が完了しました。
「フィルタを有効にする」を設定してからしばらくすると除外されるようになりますので、時間をおいてチェックしてみてください(即時反映ではありません)。
以上、GA4で特定のIPアドレスからのアクセスの計測を除外する方法の解説でした。