GA4の「ユーザー獲得」「トラフィック獲得」の2023年9月より前のデータが表示されない際の対処方法

GA4の管理画面の「集客」の中に「ユーザー獲得」「トラフィック獲得」というサイトへの流入元を計測しているディメンションがあります。

それぞれデフォルトでは、

  • 最初のユーザーのデフォルト チャネル グループ
  • セッションのデフォルト チャネル グループ

というディメンション名でセッション数などのデータが表示されていましたが、2024年2月から「ユーザー獲得」のページで「2023年9月より前」のデータが見えなくなってしまいました。

下のように2023年9月より前のデータがありません。

GA4の「ユーザー獲得」「トラフィック獲得」の2023年9月以前データが表示されない際の対処方法

よく見るとページ上部の◯で囲った部分が「最初のユーザーのメインのチャネル グループ(デフォルト チャネル グループ)」というように微妙に表記が変わっています。

  • 2024年1月まで:最初のユーザーのデフォルト チャネル グループ
  • 2024年2月以降:最初のユーザーのメインのチャネル グループ(デフォルト チャネル グループ)

同様に「トラフィック獲得」のほうも「セッションのメインのチャネル グループ(デフォルト チャネル グループ)」というディメンションになっており、2023年9月より前のデータがありません(厳密には2023年9月6日より前がない)。

 GA4の「ユーザー獲得」「トラフィック獲得」の2023年9月以前データが表示されない際の対処方法

  • 2024年1月まで:セッションのデフォルト チャネル グループ
  • 2024年2月以降:セッションのメインのチャネル グループ(デフォルト チャネル グループ)

これでは中長期の傾向が見られなくて都合が悪いですね。

2023年9月より前のデータを表示させる方法

「ユーザー獲得」のディメンションを例に説明します。

まず、画面の中段にある「最初のユーザーのメインのチャネル グループ(デフォルト チャネル グループ)」をクリックします(プルダウンメニューです)。

GA4の「ユーザー獲得」「トラフィック獲得」の2023年9月以前データが表示されない際の対処方法

プルダウンメニューが表示されるので「最初のユーザーのデフォルト チャネル グループ」を選択します。

GA4の「ユーザー獲得」「トラフィック獲得」の2023年9月以前データが表示されない際の対処方法

するとこのように「最初のユーザーのデフォルト チャネル グループ」の2023年9月よりも前のデータが表示されるようになります。

GA4の「ユーザー獲得」「トラフィック獲得」の2023年9月以前データが表示されない際の対処方法

「トラフィック獲得」も同様

「トラフィック獲得」のようも同様にプルダウンメニューから「セッションのデフォルト チャネル グループ」を選択すれば、2023年9月よりも前のデータが見られるようになります。

GA4の「ユーザー獲得」「トラフィック獲得」の2023年9月以前データが表示されない際の対処方法

新しいディメンションは一体?

さて、この新しく追加されたディメンション(◯◯のメインの〜)とは一体なんでしょうか?

「トラフィック獲得」のほうの

  • 2024年1月まで:セッションのデフォルト チャネル グループ
  • 2024年2月以降:セッションのメインのチャネル グループ(デフォルト チャネル グループ)

を比べてみると2023年9月よりあとのデータは同じようです。

下段の「セッションのメインの〜」のほうは2023年9月より前のデータがありません。

GA4の「ユーザー獲得」「トラフィック獲得」の2023年9月以前データが表示されない際の対処方法

今後はどちらのディメンションを使えばいいか?

Googleのヘルプを見ても「◯◯のメインの〜」に関する情報は見当たりません(2024年2月8日現在)。

今後、「ユーザー獲得」「トラフィック獲得」のデフォルトのディメンションが新しい「◯◯のメインの〜」に切り替わっていくのかどうか不明なので、いったんはこれまでのディメンションを使用するのが安全な気がします。

そもそも2023年9月より前のデータが見られなようでは、ちょっと使えないですよね。

Looker Studioへの影響は?

ちなみにLooker StudioでGA4のデータを見てもまだ「◯◯のメインの〜」というディメンションは存在しません(データソースに再接続しても変更はありませんでした)。

GA4の「ユーザー獲得」「トラフィック獲得」の2023年9月以前データが表示されない際の対処方法

「ユーザー獲得」「トラフィック獲得」は重要なディメンションなので、Google社は早めに今回の追加/変更に関する正式な情報を提供してほしいです。

以上、GA4の「ユーザー獲得」「トラフィック獲得」の2023年9月より前のデータが表示されない際の対処方法の解説でした。

ブログに戻る
  • GA4の「イベント」と「パラメータ」とは?|GA4の必須知識

    GA4の「イベント」と「パラメータ」とは?|GA4の必須知識

    UAからの変更点で馴染みのないのが「イベント」という言葉です。

    GA4の「イベント」と「パラメータ」とは?|GA4の必須知識

    UAからの変更点で馴染みのないのが「イベント」という言葉です。

  • GA4の「ユーザー獲得」「トラフィック獲得」の違いは?

    GA4の「ユーザー獲得」「トラフィック獲得」の違いは?

    GA4のレポート画面の「ライフサイクル」の中にある「集客」の項目には「ユーザー獲得」と「トラフィック獲得」という2つのディメンションがあります。

    GA4の「ユーザー獲得」「トラフィック獲得」の違いは?

    GA4のレポート画面の「ライフサイクル」の中にある「集客」の項目には「ユーザー獲得」と「トラフィック獲得」という2つのディメンションがあります。

  • GA4のDebugView(デバッグビュー)の使いかた

    GA4のDebugView(デバッグビュー)の使いかた

    GA4で計測されるように設定した内容(イベントやパラメータ)が、正しく計測されているかどうかを検証する方法にDebugViewという機能があります。 Googleタグマネージャーを利用されている場合は「プレビュー」という機能で検証ができますが、Googleタグマネージャーを使っていない(=GA4のみ)場合はこのDebugViewで検証します。 DebugView(デバッグビュー)とは? DebugViewとはGA4のイベントの計測状況や各種パラメータの情報が確認できる機能です。 DebugViewを有効化にする方法 このDebugViewを利用するには3つ方法がありますが、簡単なのはChrome(ブラウザ)の拡張機能を使う方法です。 Google Analytics Debugger 上の拡張機能をインストールして有効にします。 ほかの2つの方法は以下になります。 Googleタグマネージャーの「プレビュー」 Googleタグマネージャーの「プレビュー」でもイベントの計測状況が把握できます。今回はGoogleタグマネージャーを使わない方法なので省略します。 GTMやgtag.jsタグを編集 サイトに設置してあるgtag.jsに‘debug_mode’:trueのパラメータを追加する方法もあります。サイトのソースに手を加えないとならないため、少々、面倒ですね。 DebugViewの見かた Google Analytics Debuggerを有効にした状態で該当のサイト/ページを閲覧すると下のようにGA4のイベントが計測されているのが確認できます。 GA4の画面の左下「管理」をクリックします。 「データの表示」の中にある「DebugView」をクリックします。 この画面を表示した状態でサイトまたはページを閲覧・操作します。 検証したいイベントが計測されているかどうかを確認したいので、そのイベントが発生する操作をしてください。 下のようにイベントが計測されるたびにイベント名が表示されます。設定したはずのイベントが計測されていないようならば、あらためてイベントの設定を見直します。 以上、GA4のデバッグビュー(DebugView)の使いかたの解説でした。

    GA4のDebugView(デバッグビュー)の使いかた

    GA4で計測されるように設定した内容(イベントやパラメータ)が、正しく計測されているかどうかを検証する方法にDebugViewという機能があります。 Googleタグマネージャーを利用されている場合は「プレビュー」という機能で検証ができますが、Googleタグマネージャーを使っていない(=GA4のみ)場合はこのDebugViewで検証します。 DebugView(デバッグビュー)とは? DebugViewとはGA4のイベントの計測状況や各種パラメータの情報が確認できる機能です。 DebugViewを有効化にする方法 このDebugViewを利用するには3つ方法がありますが、簡単なのはChrome(ブラウザ)の拡張機能を使う方法です。 Google Analytics Debugger 上の拡張機能をインストールして有効にします。 ほかの2つの方法は以下になります。 Googleタグマネージャーの「プレビュー」 Googleタグマネージャーの「プレビュー」でもイベントの計測状況が把握できます。今回はGoogleタグマネージャーを使わない方法なので省略します。 GTMやgtag.jsタグを編集 サイトに設置してあるgtag.jsに‘debug_mode’:trueのパラメータを追加する方法もあります。サイトのソースに手を加えないとならないため、少々、面倒ですね。 DebugViewの見かた Google Analytics Debuggerを有効にした状態で該当のサイト/ページを閲覧すると下のようにGA4のイベントが計測されているのが確認できます。 GA4の画面の左下「管理」をクリックします。 「データの表示」の中にある「DebugView」をクリックします。 この画面を表示した状態でサイトまたはページを閲覧・操作します。 検証したいイベントが計測されているかどうかを確認したいので、そのイベントが発生する操作をしてください。 下のようにイベントが計測されるたびにイベント名が表示されます。設定したはずのイベントが計測されていないようならば、あらためてイベントの設定を見直します。 以上、GA4のデバッグビュー(DebugView)の使いかたの解説でした。

1 3

GA4定額レポート

お問い合わせ