Googleサーチコンソールの数値は「時間がズレて集計されている」点に注意
Googleサーチコンソールのデータを見ていると、グラフの増減傾向がGA4のオーガニック検索からのアクセス状況(Organic Search)と一致しないことがあるのに気づくかと思います。
これはGoogleサーチコンソールとGA4の集計のタイミングが異なるためです。
GA4ではレポートのタイムゾーンを「日本」に設定しておけば自動的に日本時間に変換されたデータが表示されます。
しかし、Googleサーチコンソールのデータは太平洋夏時間(PDT=Pacific Daylight Time)で集計されたまま無変換のため、日本時間(JST=Japan Standard Time)とは16時間のズレが生じます。
残念ながらこの時間帯を変更することはできないため、Googleサーチコンソールのデータをもとに分析をする際にはこの時間のズレを意識する必要があります。
Googleサーチコンソールの時間のズレかた
PDTとJSTには16時間の差があるため、具体的には下記のように集計期間がズレることになります。
Googleサーチコンソールの画面上で「月曜日」として表示される数値は、実際には「日本時間の月曜日16〜0時」と「日本時間の火曜日0〜15時」を集計したものになります。
日本時間(JST)はPDTとの時間差が大きいため、かなりの時間差が生じていることになります。
ちなみにGoogleサーチコンソールのデータをBigQueryに連携してもデータの記録は日付単位でしか存在しません(時間、分、秒のデータは存在しない)。
以上、Googleサーチコンソールの数値は「時間がズレて集計されている」点の注意事項の説明でした。