ウェブサイトやアプリに訪問した回数が「初回」「２回以上」でユーザーを分けて分析したいというニーズはよくあります。
GA4でリピーター（２回以上訪問しているユーザー）のオーディエンスを作成する方法を解説します。
「新規ユーザー」のオーディエンスの作りかたは、こちらの記事を参照してください。
GA4の「オーディエンス」の作りかた─「新規ユーザー」オーディエンスを例に解説
https://reposub.jp/blogs/ga4/ga4_create_audience_sample
オーディエンスの作成
まず左側のメニューの「管理」をクリックします。
画面中央の下のほうの「オーディエンス」をクリック。
新しいオーディエンスを作成するので青いボタン「オーディエンス」をクリックします。
「オーディエンスの新規作成」画面が開きますので「カスタム オーディエンスを作成する」をクリックします。
作成するオーディエンスに名前を付けておきましょう。
今回は「２回以上訪問しているユーザー」を条件にするので、お好みでわかりやすい名前を付けます。
「新しい条件を追加」をクリック。
上のほうにある「イベント」の中にある「session_start」を選択します。
「session_start」が設定できたら右側にある「パラメータ」をクリック。
「カスタム」「その他」があるので「その他」の中にある「ga_session_number」を選択します。
この「ga_session_number」とはそのユーザーのセッションが何回目かを記録しているパラメータです。
今回はリピーター（２回以上訪問している）を指定したいので条件を「２≧」として「適用」をクリックします。
すると右側のサマリーに設定した条件が反映されます。
確認したら「保存」をクリック。
これでリピーター（２回以上訪問しているユーザー）のオーディエンスが作成できました。
今回は「session_start」「ga_session_number」といったGA4のイベントを条件に使用しました。
このようにGA4のイベントやそのパラメータを指定することで、さまざまなオーディエンスが作成できるということがイメージできると思います。
リアルタイムレポートにも反映される
さて、この「オーディエンス」で作成したオーディエンスはリアルタイムレポートの「オーディエンス」にも反映されます。
いまサイトを訪問しているのユーザーが新規なのかリピーターなのかがひと目でわかります。
以上、GA4でリピーター（リピート訪問者）のオーディエンスを作成する方法の解説でした。
