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Shopifyの顧客セグメントをGoogle広告へ自動連携する方法

Shopify Winter '25 Editionでリリースされた機能の中から、Google広告との顧客セグメントの自動連携をご紹介します。

ShopifyでECサイトを運営していて、Google広告も利用しているサイトであれば必ず設定したほうがよいと思われるほど便利かつ強力な機能です。

なお、このレポサブのサイト(https://reposub.jp/)もShopifyを利用しています。

設定方法

まずGoogle広告の管理画面で左側メニューの「ツール」から「共有ライブラリ」内の「オーディエンス マネージャー」をクリックします。

+マークの「オーディエンスの作成」から「顧客リスト」をクリックします。

「新しいデータソースを接続する」をクリックして、Shopifyを選択します。

「直接接続」をチェックして「承認」をクリックして続行します。

Shopifyにログインする画面が表示されます。

ここで指定するドメインは独自に取得したドメインではなく、Shopifyから発行された「xxxxxx.myshopify.com」の「xxxxxx」を指定します。

myshopify.comのドメインはShopifyの設定画面の「ドメイン」から確認できます。

※下はShopifyの画面です。

Shopifyにログインできると画面が切り替わりますので「完了」をクリックします。

Google広告のアカウントを選択して「接続」をクリックします。

カスタマーマッチを「有効にする」をクリックします。

最後に「設定を完了する」をクリックして接続完了です。

ここまででGoogle広告とShopifyの連携が完了しました。

「続行」をクリックしてインポートするセグメントを選択していきます。

インポートするデータを選択する

Shopifyで設定しているセグメント一覧から、どのセグメントをGoogle広告へインポートするか選択します。

今回は「過去30日間のチェックアウト離脱」を選択しています。

セグメントを選択したら「次へ」をクリックします。

連携するセグメントのフィールドの編集画面が表示されます。

フィールドが自動でマッピングされました。

設定内容を確認して「完了」をクリックします。

画面を見るとこのセグメントが毎日同期するようになっているのがわかります。

手動でセグメントのCSVファイルをアップロードするのに比べて格段に作業負荷が軽減されました。

最後に任意の「セグメント名」を設定して「保存して次へ」をクリックすれば、Shopifyのセグメントと連動した新規セグメントの設定は完了です。

このようにShopify側で設定しているセグメントが自動でGoogle広告に取り込まれる(しかも毎朝!)のは、ShopifyでECを展開しているサイトにとってはとても便利かつ強力な運用力アップになることでしょう。

以上、Shopifyの顧客セグメントをGoogle広告へ自動連携する方法の解説でした。

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